ゆったりとしたペースで歩こう
ストレス解消には、ゆったりとしたペースで歩くことが重要です。急いで歩くと心拍数が上がり、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されてしまうため、心身に緊張感が生まれ一層ストレスを感じてしまいます。
一方、ゆったりとした歩調で歩くと心拍数が安定し、コルチゾールの分泌が減少するためリラックス効果が高まります。また、ゆったりとしたペースで歩くと深呼吸が自然と促されます。深呼吸によって血行が良くなり、酸素が体内に取り込まれることで、脳が活性化されストレスが軽減される効果が期待できます。
周囲の景色に目を向けながら、足の感覚などを意識しながらゆったり歩くことは、日常の悩みや心配事から一時的に離れることができます。仕事や家事などでストレスを感じた場合には、ゆったりとしたペースでウォーキングしてみることをおすすめします。
背筋を伸ばして歩こう
背筋を伸ばして歩くと姿勢が良くなります。良い姿勢になることで身体のバランスが整い、筋肉や関節に適切な負荷がかかるため、身体の疲労感や不快な感覚が軽減され、ストレスの蓄積を防ぐことができます。
また、背筋を伸ばすことには自信や意欲を高める効果もあります。猫背や前かがみの姿勢は自信喪失やネガティブな感情を引き起こすことがありますが、真っすぐな姿勢は心身にプラスの影響を与え、ストレスに対する抵抗力を高めます。
背筋を伸ばして歩くコツは、頭を高く上げて視線を前に向け、肩を後ろに引くことです。お腹を引き締め、背中を丸めないように注意しながらウォーキングすることで、ストレスが軽減されて心身のリフレッシュにつながります。